ネタバレ登場人物紹介 要注意

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クリスティーヌ(女)名前だけ抜粋すると物凄いヒロイン属性のようだが、真逆。

年齢 25歳。

□設定。
このゲームの主人公。
管理人にプログラムの知識がわずかでもあれば、主人公の名前くらい任意に決めてもらいたかったのだが、諦めた。
かといって、君とか貴方とかお前とかだけの呼び方ではさすがに物語の運びが難しいので、名前固定の主人公となってしまった。申し訳ない。
基本的にクリス、は愛称というか略名なので本名はもう少し長い。それは本編で予想した通りの使われ方をしているのでそちらでご確認を。


□ルックス。
本人が言うように、ルックスに関してはという設定。中の下ではない。ただの下。
本当はスチルで顔を見せるときに、エロゲー主人公にありがちな、目の部分を黒く塗りつぶした顔で登場させようかとも思ったのだが、 製作者の中で「あれはあれで、ああいう顔として萌えられる」というおかしな判断の元、一切顔は出さない方向になった。
自分の顔を想像するなり、既存のキャラクターをあてはめるなり、好きに想像してもらえれば幸い。
主人公にとって一番幸運だったのは、騎士どもが揃いも揃って自分の顔にも他人の顔にも全く関心がない奴らだったということなのだろう。 これ以上の幸運があろうか。いやない。


□体格。
これといって触れられていないが、体格そのものは別に悪くはない。
シャツとパンツルックで365日過ごしており、中肉中背を絵に書いたような感じ。ただ、若干胸はデカイが、それについても、 「揉む相手も飲む相手もいないのに胸だけデカくたって仕方がないだろう」という達観した見方をしているため、一切日常生活上で 役に立っていない。

二十五年間の人生で太ったことは一度もないが、それはひとえに、食べるということに関心がないからに過ぎない。
健康でもなければ不健康でもないが、元気でもない。いつも微妙なラインで生きている。大人だから。


□性格。
保持しているスキルは、『男前』と『美少女趣味』と『怒り』という、全く役に立たない戦闘スキルを常に常備して生きている。
基本的にさばさばしており、粘着気質ではない。女の子らしさとは全く無縁だが、意識して男勝りを目指しているとかそんなことは全くない。そういう気力もない。
自立心旺盛というか、他人の手を借りるということに若干の抵抗があり、自分ひとりで気楽に生きているうちに、こうなってしまった。
周りにいる人間が、優柔不断であったり、長考タイプだったりすると、それに付き合っている人間は必要以上に、自己判断、自己決定が迅速になってしまうという見本。
容姿に関して多少のコンプレックスを持っているが、普段自分の生活では重要視されない部分なので、気にしない時は気にしない。ただ、カミサマのいたずら なんて言葉でごまかされるほど甘くはない。

ちなみに、ツッコミが上手いかどうかは評価が別れるところではある。


□恋愛。
いっさいがっさいまったく縁がなかった。
本人は自分の顔が一番の原因だと思っているが、一番はその割り切って他者を必要としない性格のせいだとは誰も言わない。
多分、複合技で縁がなかったとしか言いようがないのだろう。キーロック。
決して同性趣味だとか、恋愛に関心がないとかそんなことはないが、自分とはあまりに縁遠い世界の出来事なのだと、若干、諦めや達観の様子が見える。
お前は修行僧か。





アレン(男)

年齢 27歳

□設定。
クリスとダイアナをさらう騎士連中のうちの一人。
位が高いというわけではないが、その行動力と真面目さから三人の中ではリーダー的な役割を果たすことが多い。残りの二人が自由気まますぎるのだという ツッコミもあるにはあるが、一番の問題は、こいつがそれをちっともいさめないからではないだろうか。
肉弾派無口という設定だったのだが、たまにこいつの台詞を書いていると、ないだけで眼鏡ポジションのようだと思う瞬間がある。 身体でかいくせに、変に理詰めなところが問題か。
彼との恋愛は、恋愛というか、生き様劇場を見せられているようで、ベストエンドルートを通っていても不安になること請け合い。
これで最後まで、某少女のことを気にしていたら、恋愛昼間劇場にありがちな、「あの子と私とどっちが大切なのよ!」的修羅場が 見られたのかもしれないが、アレンはそのあたりに関しては結構ドライ、というか、どっちが大切かという比重で物事を判断する人でなし のようで、そんな結果にならなかった。
万が一なったとしても、淡白な主人公が惜しげもなく何処かへ去ってけりがつくのだろう。
ロマンのかけらもない。


□ルックス。
短い黒髪に若干緑がかった黒目。黒や茶はこの世界でポピュラーな色なために、貴族であっても平民であっても確認される。
製作者の絵心のなさのために、立ち絵での表情に乏しい男となってしまった。本当ならば、鬼の形相はプレイヤーに地獄を見せる勢いの顔に したかったのが心残り。

せっかく身体が大きくて、筋肉質という設定だったのにこれも製作者の絵心のなさから、ただの特徴のない顔になってしまい、これも 申し訳ない。
主人公は作中で存外に長いまつげの存在を確認しているようだが、スチルを見る限りそんなものは何処にもない。


□体格。
三人の中では一番いい体格をしており、力技で敵をねじ伏せるような様子あり。背も高く、主人公はいつも見上げるようにして会話をしている。
真っ黒い騎士服はこいつの趣味なのかと思わないでもないが、基本的に騎士が命令を受けて対外的な活動をする際の衣装は総て支給されていることから、 この衣装は与える側の趣味なのだろう。デザイン的には一番シンプルなものを着ている。多分本人の関心なし。 そして、こんなてんでばらばらな衣装を支給する騎士という身分は、やはり何かがおかしい。
上に立っている騎士長の脳はきっと沸いている。


□性格。
無口で仏頂面で鉄面皮という、初っ端の主人公にどうしようもない評価をされている。思考や手段が多少強引なところがあり、 言葉足らずなことも含めて、他者の反感を招くこともしばしば。基本的には、命令を忠実に守り、他者の身体も基本的に気遣える男なのだが、 一旦甘い相手になると、その人間の強い意志に逆らえないこともあり、完全に尻にしかれそれにちっとも気づかないタイプだと言える。
恋愛モードではない段階で、肉体的スキンシップをためらいなく行うことから、むっつり助平であることは間違いない。

その助平っぷりは、15禁モードで遺憾なく発揮された。
アレンルートでは主人公があまり恋愛恋愛していないので、最後どうもってこようかと考えた末に、あんな感じになったのだが、振り返ってみると、 三人の中で一番エロいという称号を無事プレイヤーから頂いた。製作者もそう思う。


□恋愛。
主人公が、関心はありつつ縁がなかったのに比べて、アレンは関心もなければ縁もなかった。
気がつくと完璧に婚期を逃すタイプの人間である。そしてそれを全然後悔しないのだから困ったものだ。
実際彼には目標となるべきもの以外の事は、総て関心の対象外であり、女性全般、恋愛全般に全く興味がなかったということなのだろう。
女性を軽視しているわけではないが、女性は守るべきものだというタイプの人間でもない。総ての物事に対して平等であるといえる。
この若さで騎士の位を得て、顔だって別に悪くないのだから、周囲の女性に告白されたことの一つや二つは余裕であるだろうが、その時はきっと、 「何故自分がそんなことを言われなければならないのかわけがわからない」と言ったふうに、相手をぶった切っていたのだろう。

酷い人ではないかもしれないが、悪い人だ。





ベルナドット(男)

年齢 23歳

□設定。
クリスとダイアナをさらう騎士連中のうちの一人。
かなりつっぱった態度をとり、主人公の初っ端の印象はただただ最悪だった。
その後、年下ということを知り、主人公の態度も軟化する。この主人公は基本的に年下に甘いようだ。
当初このキャラクターを作っている時は、某大御所の感性の教官(新宇宙での緑の守護聖)のような、物凄いひねくれものの性格で 考えており、必死になって面白い皮肉を言わせようとしていた。だがある日、はたと、
「落ち着け私。これは女性向けゲームなんだ。面白い個性の男を楽しむゲームじゃないんだ」
ということに製作者側が気づき、事なきを得た。実際途中まで非常に危なかったキャラクター。
決してショタポジションではないというのが、製作者の好みが出るとこである。
出てくるキャラクターの年齢ではっきり製作者の趣味が現れてしまうというのも、羞恥プレイ。


□ルックス。
金髪碧眼という、この世界では貴族以外には持ちえ得ない美貌で登場。まさに絶世の美男子といったところか。
ただ、本人自身は自分の容貌が嫌いらしく、外見のことを言われると不機嫌になる。
贅沢言うな。
ただこの容貌はすべて母親から受け継いだもので、父親はごく普通の面立ちをしている。この顔そのものが両親の不仲、父親との確執を生んだのだから、 嫌がるのも無理はない。
だからって贅沢言うな。


□体格。
若干華奢な体つきをしているようだが、騎士になれた時点で基本的な体力や、力はあるものと思われるため、これは生まれもったものなのだろう。
というか、他の二人の騎士がでかすぎるのだ。
剣に関しては幼い頃より正当な師範についていたため、実は三人の中で一番腕はたつ。ただ実戦経験に乏しいために、あしらわれがち。
ようするに、経験値が足りないだけ。柔軟性に欠けるともいうが、そんなもの、騎士連中の誰も持っていない。


□性格。
いちいち会話に絡んでくるために、主人公から煙たがられるが根は真っ正直。思ったことをそのまま口に出してしまうために、周囲の人間からは 生意気な男と思われている。自分の立場もあるため、余計に性格の噂におひれがつくのだろう。実際には、内向的であまり他者と率先的に関わるタイプではない。
主人公と会話をしていると、どこからどう見ても姉と弟にしか見えないために、非常に難儀なキャラクター。彼の男としての生き様が見たいのであれば、 他のキャラクターのルートを通った方が無難。敬語使われてるし。
貴族のたしなみとして、レディーファーストは身に着けているが、主人公にはあまり発揮されない。
うっかり口を滑らすことはあっても、現実的に他人とコミュニケーションをとろうという気はあまりないらしい。自分の目的のためにわき目も振らず歩いているあたり、 とにかく真っ直ぐな性根の人間なのだろう。だからって周囲に喧嘩を振りまいていい理由にはならない。


□恋愛。
若干恋愛不信な部分あり。お年頃真っ只中なので、恋愛に関心がないわけじゃないのだろうが、持ってこられる縁談や、周囲にいる女の子が、彼の好みではない 貴族ぜんとしたタイプばかりのために、うんざりしているというのが現状のよう。
一人の人間として恋愛したいのに、周囲がそれを全く許してくれない、というのが相手にとっての不信感にもなっているようだ。
これまた贅沢な。
物言いが乱暴なので、実際にはこういうタイプはあまりもてないと思う。遠巻きに眺められて終わりというか。
同年代の友人はいないに等しいために、自分が恋愛に疎いということもあまり理解していないようだ。
ベルナドットの場合、周囲にいたのが、黒と紫という時点でまっとうな恋愛は望めないような気がする。無念。





クラウド(男)

年齢 30歳

□設定。
クリスとダイアナをさらう騎士連中のうちの一人。
ここまで来ればおわかりかと思うが、騎士の名前はアルファベット順で考えたにすぎない。で、「C」まで来てはてどうする、と悩んだあげくに 出てきた名前がこれ。某超大作RPGとは何も関係ないということを改めて記しておく。記しておかないと怖い事になりそうだ。
物語を考えているときに、一番ネタが浮かばなかったために、一番初めに作り始めたら一番楽に出来たという、どう転んだのかさっぱりわからない 立ち位置にいるキャラクター。始めの設定がどうだったのかは今ではさっぱり覚えていない。
一番最初の設定ではこいつがダイアナの肉親だったような気もするんだが…。まあいいやどうでも。


□ルックス。
亜麻色の髪に、薄い色素の瞳をしている。で、実際亜麻色ってどんな色なんだ。
ベルナドットのようなわかりやすい美男子ではないが、声と目で殺す複合技が憎い男。
製作者側としては、彼位の髪の長さが許容範囲ギリギリいっぱいらしい。
実際あの襟足を切りたくてたまらない。こらえるのに必死だった。
一番騎士っぽくないような、だらしのない騎士服(意味不明)を着ているが、こんなツラしておしゃれ全般には案外興味がない様子。
だからといって、自分の顔に自信がないわけじゃないに決まってるので、必然的に自分に何が似合うかはわかっているのだろう。
それを手に入れられる立場にいることを、少しは拾ってくれた奴に感謝してくれ。


□体格。
男性としてはやや背が高く、中肉といったところか。過去の性質上鍛えていないということはありえないのだが、三人の中では一番知将であり、実際の 運動神経や、武芸に関しては特別秀でているわけではない。勿論、それでも強いことは強いのだが。
ただ、無駄に長い足から出てくる蹴りは強烈。
普段では主に椅子に腰をかけるときに、女性を惑わせるという、ギャグのような場面でよく効果を発揮するらしい。
直接攻撃で戦うのではなく、間接攻撃や、罠をはるのが専門分野。そんなもの極めてどうする。


□性格。
まんま某和風ネオロマの白虎ではないかと思ったそこの貴方、大正解。
ただ、基本的に女性をくどいたりということには興味がないようだ。主人公に対して一番優しく、スキンシップを持って迫ってくるが、くどいている というよりは心配していると言ったほうが正しい。
実のところ、心配性の器用貧乏であることが、物語を最後まで進めるとよくわかる。
三人の中では仲裁役を務めているようにも見えるが、実際、一番突拍子もないことを言って、場をかき回すのはこの男。
場の雰囲気が読めても、それを役立てないと何の意味もないという見本。
ゲーム中では人当たりのいい胡散臭い人間だったが、十五年前はかなり虚無的な生き方をしていたよう。十五歳であれで、あれを拾った人間に、 先見の明があったと言ってもいいのだろうか。私はいいとは思わない。
その後、若干スレてまともになったようだが、根本的にはあまり変わっていないようだ。
その彼を変えるのが私、というのがネオロマの醍醐味でなくて何なのだろう。


□恋愛。
経験豊富であることは間違いないのだろうが、後腐れのない関係をモットーとしてきたようで、周囲に女の影はあっても別れた女の影はないという、 割り切りのいい付き合いをしてきた様子。向こうも遊び、こっちも遊び、で気が済んでいたということなのだろう。なんて奴だ。誰か殴ってやれ。
騎士における彼の立場が特殊なために、ごく普通のお嬢さんが真剣に恋愛目的で付き合いに来る、ということは稀だったらしい。逆に真剣な付き合いを求めると、 笑って流すような男。
実際、三人の中で一番肉欲に関しては薄いと言える。





ダイアナ(女)

年齢 15歳

□設定。
里帰りのクリスと一緒に、とんでも珍道中に巻き込まれた薄幸の美少女。
現実世界であれば、きっとこっちが主人公キャラクターなのだろうが、製作者のポリシーが歪んでいるためにご容赦願いたい。
彼女は別にクリスの引き合いになったりする立ち位置ではないので、体験版ではまだ判断できないだろうが、ちゃんと物語に絡んでくる。…こともある。
主人公ひとり立ちスチルは一個もないのに、燦然と顔のアップで迫るダイアナの活躍を今後お楽しみに。

この作品の中で一番の忙しさを誇る彼女。最優秀演技賞があったら、文句なしで彼女のものだ。
やたらに主人公に可愛がられているが、初期の設定ではまるでビスクドールのような女の子だった。何処がだ。
彼女と主人公のカップリングが、この作中で一番まともだと信じて疑わない製作者の脳をナントカして欲しい。
基本的にこの作品は、それぞれの騎士を選ぶとそれぞれのキャラクターの設定が違ってくるために、どのルートの彼女が一番好みか、は 別れるところ。
本当であれば、彼女が主人公になるのが作品としても無難なのではないだろうか。


□ルックス。
ゆるやかなウェーブがかかった見事な赤毛に、翡翠のような緑色の瞳。
白い肌に、華奢な手足に、絶世の美少女。
他の誰のルックスを形容するときよりも、彼女について熱く語っている主人公はわけがわからない。

実はこの物語を作るとき、一番初めにあったのは、

1・旅をしているところにいきなり騎士が現れる。
2・一緒にいる女の子が重要人物である。
3・その女の子は髪を染めている。

という、たったこれだけだった。
そのときの私は、一体これで何をどうしたかったのだろう。今ではその原型もとどめていないが、 ともかくダイアナの設定だけは初手からあまり変更がない。


□体格。
基本的に痩せていて華奢である。そうでなければさすがに主人公も彼女を抱えて逃げたりは出来ないだろう。
下手に発育しているよりも山もなければ谷もない体系のほうが萌えるという製作者のおかしな趣味が出てしまった。
おかしいのだから仕方がない。


性格。
大人しく、礼儀正しく、笑顔が素敵で守ってあげたいタイプの女の子。
これも、それぞれの騎士のルートで性格がばらばらなために語りづらい。
総て同一人物であるというならば、解離性症候群であるとしか思えない。
ただ、芯は強いことは間違いなし。
何だかんだで、じっと黙って旅を最後まで続けた、ベルナドットノーマルEDのダイアナが一番大物だと思う。

この作品に出てくる女二人は、そこいらの男連中が裸足で逃げ出すほどに根性が太い。あっぱれ。


□恋愛。
これまたルートによって異なるので不明。
実際もてないわけがないのだろうから、それなりに豊富といったところか。
フレデリックとちゃんとくっつくルートも欲しかったところだが、ダイアナはつぼみのままが美しい。




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