登場人物紹介



クリス(女)

年齢 25歳(何がありえないってこの年齢がこのゲームで一番ありえない)

このゲームの主人公。
管理人にプログラムの知識がわずかでもあれば、主人公の名前くらい任意に決めてもらいたかったのだが、諦めた。
かといって、君とか貴方とかお前とかだけの呼び方ではさすがに物語の運びが難しいので、名前固定の主人公となってしまった。申し訳ない。
基本的にクリス、は愛称というか略名なので本名はもう少し長い。それは本編で予想した通りの使われ方をしているのでそちらでご確認を。

『男前』と『美少女趣味』と『怒り』という、全く役に立たない戦闘スキルを常に常備して生きている。
周りにいる人間が、優柔不断であったり、長考タイプだったりすると、それに付き合っている人間は必要以上に、自己判断、自己決定が迅速になってしまうという見本。
容姿に関して多少のコンプレックスを持っているが、普段自分の生活では重要視されない部分なので、気にしない時は気にしない。


アインスの古本屋に勤めている。勤め先の改装工事(無駄にリアル)のために、一週間の退去を言い渡され、渋々実家に帰る途中に事件に巻き込まれる。

「こっちにはない!」





アレン(男)

年齢 27歳

クリスとダイアナをさらう騎士連中のうちの一人。
位が高いというわけではないが、その行動力と真面目さから三人の中ではリーダー的な役割を果たすことが多い。
残りの二人が自由気まますぎるのだというツッコミもあるにはあるが、この人も似たようなものだ。
肉弾派無口という設定だったのだが、たまにこいつの台詞を書いていると、ないだけで眼鏡ポジションのようだと思う瞬間がある。 身体でかいくせに、変に理詰めなところが問題か。


無口で仏頂面で鉄面皮という、初っ端の主人公にどうしようもない評価をされている。思考や手段が多少強引なところがあり、 言葉足らずなことも含めて、他者の反感を招くこともしばしば。基本的には、命令を忠実に守り、他者の身体も気遣える男なのだが、 一旦甘い相手になると、その人間の強い意志に逆らえないこともあり、完全に尻にしかれそれにちっとも気づかないタイプだと言える。
恋愛モードではない段階で、肉体的スキンシップをためらいなく行うことから、むっつり助平であることは間違いない。


ゼクス公国、大公付きの騎士。公国の根底に関わる部分の依頼を受けてクリスと出会うが、何か様子がおかしいと周囲の人間には思われている。


「俺は構わないが、女性は構うのだろう」





ベルナドット(男)

年齢 23歳

クリスとダイアナをさらう騎士連中のうちの一人。
かなりつっぱった態度をとり、主人公の初っ端の印象はただただ最悪だった。
その後、年下ということを知り、主人公の態度も軟化する。この主人公は基本的に年下に甘いようだ。
当初このキャラクターを作っている時は、某大御所の感性の教官(新宇宙での緑の守護聖)のような、物凄いひねくれものの性格で 考えており、必死になって面白い皮肉を言わせようとしていた。だがある日、はたと、
「落ち着け私。これは女性向けゲームなんだ。面白い個性の男を楽しむゲームじゃないんだ」
ということに製作者側が気づき、事なきを得た。実際途中まで非常に危なかったキャラクター。
決してショタポジションではないというのが、製作者の好みが出るとこである。


いちいち会話に絡んでくるために、主人公から煙たがられるが根は真っ正直。思ったことをそのまま口に出してしまうために、周囲の人間からは 生意気な男と思われている。
自分の立場もあるため、余計に性格の噂におひれがつくのだろう。
実際には、内向的であまり他者と率先的に関わるタイプではない。
主人公と会話をしていると、どこからどう見ても姉と弟にしか見えないために、非常に難儀なキャラクター。
貴族のたしなみとして、レディーファーストは身に着けているが、主人公にはあまり発揮されない。


最年少の騎士。今期拝命したばかり。父親は権力を持つ貴族であり、彼との仲は非常に冷め切っている。


「お前少しは女として恥じらいとか持てよ!」





クラウド(男)

年齢 30歳

クリスとダイアナをさらう騎士連中のうちの一人。
ここまで来ればおわかりかと思うが、騎士の名前はアルファベット順で考えたにすぎない。で、「C」まで来てはてどうする、と悩んだあげくに 出てきた名前がこれ。某超大作RPGとは何も関係ないということを改めて記しておく。記しておかないと怖い事になりそうだ。
物語を考えているときに、一番ネタが浮かばなかったために、一番初めに作り始めたら一番楽に出来たという、どう転んだのかさっぱりわからない 立ち位置にいるキャラクター。始めの設定がどうだったのかは今ではさっぱり覚えていない。


まんま某和風ネオロマの白虎ではないかと思ったそこの貴方、大正解。
ただ、基本的に女性をくどいたりということには興味がないようだ。
主人公に対して一番優しく、スキンシップを持って迫ってくるが、くどいているというよりは心配していると言ったほうが正しい。
実のところ、心配性の器用貧乏であることが、物語を最後まで進めるとよくわかる。
三人の中では仲裁役を務めているようにも見えるが、実際、一番突拍子もないことを言って、場をかき回すのはこの男。
場の雰囲気が読めても、それを役立てないと何の意味もないという見本。


他者とは異なる経緯で騎士になった。騎士としての立場も他者とは全く違うようだ。剣技よりもその他雑学的な知識が豊富。


「私が一番好きなのは君のように自立した女性だよ」





ダイアナ(女)

年齢 15歳

里帰りのクリスと一緒に、とんでも珍道中に巻き込まれた薄幸の美少女。
現実世界であれば、きっとこっちが主人公キャラクターなのだろうが、製作者のポリシーが歪んでいるためにご容赦願いたい。
彼女は別にクリスの引き合いになったりする立ち位置ではないので、体験版ではまだ判断できないだろうが、ちゃんと物語に絡んでくる。…こともある。
主人公ひとり立ちスチルは一個もないのに、燦然と顔のアップで迫るダイアナの活躍を今後お楽しみに。

はっきりとはしないが、ローブの下は見事な赤毛らしい。目は緑で百人いれば百人とも振り返る容貌をしている。



「いいお天気ですね」




現在体験版出演主要キャラクターのみ。
ゲーム本編をクリアし、ネタバレしても構わないという方は、
『ネタバレ登場人物紹介へ』
サブキャラクターは随時更新予定。

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